サラリーマンなのに地方競馬の馬主になった♂の日記
by pipisukekun
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岩手競馬の現状と今後
最近岩手競馬の存続の話題ばかり書いてますけど・・・
今日も岩手競馬の話題を書いてみます。

遠く離れた鹿児島から、しかも馬主歴2年のサラリーマン馬主
が言うことですから気に入らない人はお聞き流しください。


黒字化させないと即廃止の岩手競馬ですが、過去の決算の
内容って皆さんご存知なんでしょうか?
馬を預けておいて言うのも何なんですが、かく言うぴぴすけは
今回の一件があるまで全くわかりませんでした。

「赤字だ」とは聞いていましたが、実額でいくら赤字なのか?
どういう会計の基準で赤字なのか?わからないことだらけ・・・
今回↓見てはじめてわかりました。

新しい岩手県競馬組合改革計画の概要について

これは競馬組合が岩手県や盛岡市、奥州市から融資を受けるに
あたってつくった書類みたいなので、修正があったにせよ融資案が
通ったってことは来年度はこの計画に沿って行くんでしょう。

ってことで中身を見てみると・・・

      18年度見込  19年度見込(18年度見込比)
売 上   298億円    299億円(+1億円) ←他場販売増加
払 戻   228億円    224億円(▲4億円) ←自場販売減少
粗 利     70億円     75億円(+5億円)
販管費    84億円     72億円(▲12億円)←経費削減
営業利益 ▲14億円      3億円(+17億円)
支払利息   6億円      1億円(▲5億円)←利息削減
経常利益 ▲20億円      2億円(+22億円)

売上予想も甘いように思いますが・・・
一番わからないのが販売管理費ですね。

賞典費+事業運営費=販売管理費 とすると・・・
18年度賞典費は33億円と書いてありますから、差引して
18年度事業運営費は51億円ってことになります。
売上比で見ると賞典費は11%、事業運営費は17%です。

黒字にするにはココを減らしていく必要があるわけですが、
「賞典費は売上の8%、事業運営費は16%が基本」
とココにうたってあります。

つまり賞典費は売上比で3%、実額で28%削りますが、
事業運営費は売上比で1%、実額で6%しか落としません
と言っているってことです。

でもホントにこれでイイんでしょうか?

高知競馬の平成17年度年間収支結果

これによると高知競馬の売上(自場売上+他場協力金)は
55億円で岩手の1/5以下の規模です。
これに対して賞典費は7億円で事業運営費は12億円
売上比で見ると賞典費は13%、事業運営費は21%です。

ここで着目したいのが 賞典費:事業運営費 の比率
高知の場合これが 1:1.7 というのが現状です。
これに対し岩手は現状 1:1.55 で、これを 1:2 に
しようとしていることになります。

これを見て「販管比が実際に減るなら内訳とかどうでもイイ」
「まぁ割合もそんなモンじゃない?」と思われる方がいるかも
ですがもう少しお付き合いください。

岩手は自場分売上が205億円に対し他場分は69億円
高知は自場分売上が49億円に対し他場分は40億円
つまり高知は圧倒的に他場依存です。

収益的にも他場分が大幅黒字で、自場の赤字をカバー。
(だから売上に対する賞典費、事業運営費の率が高い
のにあまり赤字になっていない)

自場と違って他場の販売をするのに賞典費はいりません。
ということは高知の方が事業運営費の割合が高くならない
とおかしいんですよね。

なのに岩手の方が高い・・・おかしくない?


賞典費を削るな!と言っているわけではありません。
当然そこも手をつけないといけないと思います。
でももし賞金を名古屋・笠松と同じにしたら・・・
冬に2ヶ月以上お休みになって数十万円余分に費用が
かかる岩手には誰も馬を入れなくなります。
他場比多少は賞金や手当を高くしないと馬が集まらない
のは明白なので、極端に下げるのはいかがなものかと。

ぴぴすけなら重賞の賞金をまずカットしますね。

去年の南部杯の売上は4.4億円なので粗利は1億円。
これに対して1着賞金6000万円、賞金総額1億円・・・
つまりは人件費、光熱費その他の経費分マルマル赤字。

ダービーグランプリの売上は2.1億円で粗利は5000万円。
これに対して1着賞金5000万円、賞金総額8000万円・・・
すでに3000万円赤字で、その上経費もマイナスになります。

JRAから補助が出てるのかもかもですが、まぁ赤字なのは
明白でしょう・・・

メンバー見ても佐賀記念とかわんなくないですか?
それなら1着賞金3000万円、賞金総額6000万円くらいに
抑えてもイイんじゃないかな?と思います。

クラスターカップやマーキュリーカップの賞金も半分にして
いいと思いますし、1着賞金600~700万円のレースで
賞金総額を粗利でまかなえているのも年末の桐花賞くらい
ですからこのあたりの賞金も下げてイイのでは?

これでまず1億円くらいは削減できると思います。

あとの一般戦に関しては賞金の下げ幅は最小限にしないと
馬がいなくなると思うので、そこは気持ち程度にして、
出走手当てをカットします。

年間1300レース近くするわけですから、出走手当てを
2万円削ればそれだけで3億円近く削減できる計算。
(ブラックジャッジで出走手当て稼いでたぴぴすけ的
には痛いんですが・・・)

それで賞典費は売上比9%くらいまでの下げに抑えて・・・
あとは事務運営費をもっと削るべき!
馬券の売上が倍になったからって人件費が倍かかるワケ
がないですし、売上比13~14%で十分廻ると思うんです。

ここら辺は事務運営費の内訳見ないとなんとも言えません
ので・・・まずは情報公開を望みたいです。
岩手は情報公開ランキングが高い県だそうですから、
競馬組合の情報も公開して欲しいですね~

p.s.このブログの一部を2chの岩手競馬スレッドに転載
してくれた人がいるみたいですね。
危機感を持ってくれる人が増えるのはありがたいです。
みんなで盛り上げていきましょう!
(19.3.23 2:00)
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by pipisukekun | 2007-03-20 23:48 | 馬主
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